緑が楽しめる賃貸マンションのフロントガーデン

大東市:G.G.H様

PHOTO

左手にプレハブ、右手には古い家の壁が続く道路の白黒写真
奥に3階縦のマンションが見え、左手はマンションの門壁、右には駐輪所の塀
前面道路から見た、古い2階建ての2棟プレハブの写真
上の写真のプレハブの前に設けられたマンションのデザイン壁とシンボルツリー
マンションへと続く、医師が美しく並べられたアプローチ
奥に駐輪場がある手前の木目調の塀、前に木が植えられている
古い民家の塀の前の木製風の壁と角柱とオリーブの列植。
出来上がったマンションとデザイン壁の夜景写真

CONCEPT

古くからの住宅地内に立つ賃貸マンションの新築外構工事。
 前面道路や敷地形状から間口部が少し限られている為、メインの進行方向から、隣地の建物が非常に印象に残る条件であった為、敷地側面側に意匠壁、ウッド調フェンスを配置し、隣地の建物の存在を和らげる。敷地形状から、建物の存在感よりもエクステリアの印象が、物件の印象を大きく左右する為、シンプルな建物の印象と乖離しない優しくナチュラルな色合いで全体をまとめながら、高級感を感じる素材や質感を重視。
 建物を印象付ける意匠壁を背景に、力強い気勢を感じるイロハモミジがマンションのエントランスゲートの役割を感じさせる。
 駐輪場サイクルポートの質感をダイレクトに感じさせない様、表情の優しい杉板の打放しRC壁とし、意匠壁と合わせ、手前部に少し溜まりを感じさせ、入居者様のプライベート部との境界として配置。
 距離のあるアプローチは、単調にならない様、間口方向のアクセントを連続させ、連続する奥行きへの美しさを表現。
 旧家の並ぶ近隣景観からカジュアルになリ過ぎ無い様、天然石の風合いを重要視し、経年による変化や汚れを感じにくいアプローチとしている。
 マンションエントランスには、ハードウッドを背景にオーナー様こだわりのレイモン・サヴィニャックのポスターが飾られる。